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柏たなか病院で働く看護師ら2名が新型コロナウイルスに感染!

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柏市の柏たなか病院で働く30代の看護師と40代の看護助手2名が新型コロナウイルス感染したことが判明した。

千葉県内では新型コロナウイルスの感染者が出た医療機関などの公表に巡り、自治体で判断が分かれている。

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 千葉県内で新型コロナウイルスの感染者が出た医療機関などの公表をめぐり、自治体で判断が分かれている。柏市は28日、柏たなか病院で看護師ら2人の感染があったと発表。一方、県は厚生労働省にならい、5人程度以上のクラスター(感染者集団)を公表基準にしており、医療機関名が出ないケースもある。

 柏市によると、感染が確認されたのは、柏たなか病院の同じ病棟で働く30代の看護師と、40代の看護助手。看護師と接触歴のある救急搬送された患者の陽性が確認されていた。病院では、この病棟への患者を受け入れをとりやめ、病棟に勤務する医療スタッフらのPCR検査が進められているという。

 26日にあった看護師の感染確認発表の際には、医療機関名は公表されなかった。どの時点で医療機関名を公表するかについて、市の厳格な基準はないといい、市保健所は感染確認が3人になったことで「病院内に関係性がある可能性が出たため公表した」としている。

 一方、施設側自身が公表するケースもある。

 木更津市の「はぎわら病院」によると、「味覚障害がある」と申し出た患者と、この患者を診た医師の計2人が感染した。県は感染者として発表する際に施設名を公表しなかったが、同病院がホームページで公表した。ほかの医師ら9人は陰性だったという。

 袖ケ浦市の「袖ケ浦さつき台病院」も外来部門のデイケア施設「ゆずの里」で利用者2人と職員2人の計4人の感染をホームページで明らかにした。接触した職員を在宅待機とし、施設を消毒したため、「感染の問題はなくなったと思われる」としている。(石原剛文、吉江宣幸)

千葉)感染者出た医療機関公表、県内でも判断割れる

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