2020/08/24に柏市役所に「脅迫メール」が届いていましたが、柏市役所だけでなく関東の複数の自治体に「市役所を爆破する」などの脅迫メールが届いていました。
一部では仮想通貨の要求もありました。
このニュースの詳細①
関東地方の複数の自治体に「市役所を爆破する」などと同じような文面で脅迫するメールが届き、一部の市では暗号資産(仮想通貨)のビットコインを要求されていたことが、24日分かった。茨城県鹿嶋市、栃木県佐野市、埼玉県加須市と川越市、千葉県柏市と君津市が同日発表した。各市は庁舎の臨時閉庁や、出入り口の制限をするといった対応を公表し、各県警が威力業務妨害などの容疑で捜査している。
各市によると、文面は25日や26日などの時間を指定し、「市役所を爆破」「拳銃を持った仲間が乱射する」などとして、一部の市には「30ビットコインを送金しろ」などと要求していた。
関東の複数市に脅迫メール 仮想通貨要求も、警察が捜査
このニュースの詳細②
市役所を爆破するなどといった犯行予告メールが、君津市と柏市に相次いで送られていたことがわかりました。犯人はメールで仮想通貨のビットコインを要求していました。
君津市によりますと、犯行予告メールは8月22日の午前に市のホームページの問い合わせフォームから送付されたもので、内容は「8月26日正午に市役所正面玄関からダイナマイマイトを投げ込み、職員・住民を殺害する。命が惜しければ15分前までに30ビットコインを送付すること」などというものでした。
また柏市では8月22日夜、市の問い合わせのメールアドレス宛に「25日午前11時にサブマシンガンを乱射し、職員・住民を殺害する。命が惜しければ15分前までに30ビットコインを送金してほしい」と書かれたメールが2通届いていたということです。
警察によりますと、メールの送り主を名乗る人物名や内容が酷似していることから、同一人物の犯行の可能性もあるということです。
2つの市では、犯行予告の時間帯に庁舎の入り口を一部閉鎖するなどして、警備を強化することにしています。
なお、県内では7月下旬にも、市原市、千葉市、県庁にも庁舎の爆破を予告するメールが相次いでいました。
“職員・住民を殺害する“市役所へ爆破予告相次ぐ /千葉県