2020/09/12、千葉県立柏中央高等学校で新型コロナウイルスのクラスターが発生しました。
新型コロナウイルスの感染者は同じ学年の7名で千葉県内の小中高校でのクラスターは初めてです。
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柏市は12日、県立柏中央高校(同市松ケ崎)で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。市保健所の11日の検査で男子生徒3人の感染が新たに分かった。いずれも症状はない。すでに感染が判明している生徒4人を含め感染者は7人になった。7人は同じ学年。同校は全校を対象に、8日から臨時休校とした。県教委によると、県内の小中高校でのクラスター発生は初めてとなる。
市によると、7日に男子生徒の感染が判明。9日にクラスメートの男子生徒、10日には同じバスケットボール部の男子生徒の感染が相次いで分かった。
バスケ部は5、6両日に市内の別の公立高、私立高の2校と対外試合をしており、市は柏中央高の同じクラスなど関係した生徒だけでなく、2校の生徒も含め9~11日に計88人を検査。11日は柏中央高の他クラスで合同授業を受けていた3人の感染が分かった。
市は検査対象を同学年の生徒全員に広げることを決め、12、13両日に市内居住の生徒91人、教職員62人を検査する。
県教委によると、濃厚接触者全員の陰性が確認できるまで休校を継続するという。その間は、インターネットの学習支援ソフトなどを活用し、自宅学習を進める。
市は12日、柏中央高生徒以外にも7人の感染を発表した。このうち2人は市立西原中の男子生徒で、1人は軽症、もう1人の症状はない。市立土南部小の男子児童も軽症で、家族の感染が判明済み。
【新型コロナ】柏中央高校でクラスター 県内の小中高校で初 感染者は7人に