2020/08/15、千葉県内で保育園児から80代の男女60人が新型コロナウイルスに感染が確認された。
八千代市の保育施設で計15人が感染しクラスター発生、柏市では3人が感染。
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千葉県内で１５日、保育園児から８０代まで男女６０人の新型コロナウイルス感染が判明した。八千代市内の同一建物内にある２保育施設で新たに１３人の感染が確認され、県はクラスター（感染者集団）が発生したと判断した。６０人のうち、我孫子市と千葉市の８０代無職男性２人が酸素吸入を受けている。
県はクラスターを除き３３人分の新規感染を発表し、少なくとも１５人が感染経路不明。市川市の男子高校生２人は県内の同じ塾に通っていた。同塾では講師２人の感染が判明済みという。
県はクラスターが発生した八千代市内の２保育施設について、認可外保育施設「クレヨンキッズインターナショナル」と小規模保育事業所「クレヨンキッズ八千代緑が丘園」と発表した。同施設ではすでに職員２人の感染が判明しており、感染者は園児８人を含む計１５人になった。いずれも軽症か無症状。
県によると、２保育施設は同じ法人が同一建物内で運営しており、職員はマスクを装着していたが、園児は一部を除いて付けていなかった。２施設の職員と園児の計６３人のうち、６１人のＰＣＲ検査は終了。県は残り２園児の検査を進めている。２施設とも休園中という。
船橋市は、市内居住の１０代〜６０代の男女８人の感染を発表。うち３人は感染経路が不明。このほか、１日に感染が判明し、１０日に退院した同市の７０代無職男性が、１４日に再び陽性になったと明らかにした。
千葉市は、いずれも市内在住の男性で８０代１人と１０代２人の感染判明を発表した。酸素吸入を受けている８０代の無職男性は、クラスターが発生した佐倉市のカラオケを伴う飲食店を７月２４日に利用していた。
柏市は市内と流山市に住む３０代と４０代の男女３人の感染を発表した。
【新型コロナ詳報】千葉県内６０人感染 八千代市保育施設クラスターは計１５人 船橋市で再陽性も
