頑張って働いてくださっている医療従事者=柏市の医療機関で看護師ら2人が新型コロナウイルスに感染していることが発表されました。
入院患者も検査を行っています。
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千葉県内で33人の新型コロナウイルス感染が判明した3日、柏市は、市内の同じ医療機関に勤務する看護師と看護助手の女性2人を含む5人の新型コロナウイルス感染を発表した。
市によると、看護師は野田市居住の20代で8月30日に発熱や関節の痛みがあり、31日に柏市内の医療機関を受診した。院内感染を疑った市保健所は2日、同じ病棟に勤務する看護師ら医療従事者7人を検査。このうち我孫子市居住の40代の看護助手の女性の感染が分かった。残りの6人は陰性だった。柏市保健所は3日も入院患者に範囲を広げ35〜40人の検体を採取した。
他の3人はいずれも柏市内居住で軽症。30代の自営業男性は、感染が判明している20代自営業女性の濃厚接触者として検査。ぜんそくの持病があり、入院を調整中。50代のパート女性は接触のあった友人の感染が判明している。20代の無職男性は感染経路不明。
◆千葉市は5人発表
千葉市は3日、40代〜70代の男女5人(市内居住3人、市原市居住2人)の感染が判明したと発表した。少なくとも2人の感染経路が不明。千葉市によると、市内居住3人のうち60代の飲食業女性は8月29日に38度の発熱などが出た。40代の男性会社員は28日に喉の痛みなどの症状が出た。2人とも東京都内への往来はないという。70代のパート女性は夫の感染が分かっている。
市原市居住の2人は、いずれも50代で、無職女性と自営業男性。
◆船橋3人、感染経路不明
船橋市は3日、市内居住の30代と50代の男女計3人が感染したと発表した。いずれも軽症で、感染経路は不明。市保健所によると、50代アルバイト女性は8月29日にだるさなどの症状が出た。50代男性会社員は同28日に嗅覚異常などの症状があり、検査で感染が判明した。ともに、マスクを外して飲食する機会はなかった。
【新型コロナ】柏の医療機関で看護師ら2人感染 入院患者も検査へ 千葉市5人、船橋市3人発表