柏市立しこだ保育園と柏市立増尾保育園に勤務する20代の保育士計2名が新型コロナウイルスに感染したため、保育園は臨時休園することになりました。
また、担当したクラスの園児全員と同僚の保育士のPCR検査も行うことが決定しました。
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千葉県柏市は7日、市立しこだ保育園(園児136人、職員44人)と市立増尾保育園(園児121人、職員43人)にそれぞれ勤務する、いずれも20代の女性保育士計2人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。2人とも軽症。感染経路は不明。市は同日、両園に医師を派遣し、2人が担当したクラスの園児全員と同僚保育士の計70人のPCR検査を行う。感染拡大防止のため、両園とも同日から臨時休園する。
市によると、しこだ保育園の保育士は市内在住。最後に勤務したのは3日で、帰宅後に嗅覚の低下を感じ、6日の検査で感染が判明した。通勤には東武野田線や東武バスを利用。
増尾保育園の保育士は流山市在住。最後に勤務したのは2日で、5日夜に発熱し6日の検査で判明した。通勤は自家用車を利用。
2人は友人同士。6月29日、しこだ保育園の保育士の自宅で会っていた。職場以外の人との接触の機会はないという。
市の検査対象は、しこだ保育園40人(このうち園児は27人)、増尾保育園30人(同19人)。休園期間は、しこだ保育園が17日まで。増尾保育園は16日まで。
2園の保育士2人感染 臨時休園に 園児・同僚70人検査へ/柏市