柏市出身の琴勝峰(佐渡ケ嶽)が20歳のホープで新入幕を果たしました。
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「大相撲7月場所」(19日初日、両国国技館)
20歳のホープで新入幕を果たした琴勝峰(佐渡ケ嶽)が11日、千葉県松戸市の部屋で兄弟子の琴恵光、琴ノ若らと申し合いを行い、調整した。稽古後、電話取材に応じ、「基礎を大事にしてやってきた。これからまだあるんで、もうちょっと調整していきたい」と、語った。
先場所からの長い期間は体幹を鍛えた。四股、すり足も「いつもの倍ぐらい」と、地道に繰り返した。
幕内最年少、同学年には元横綱朝青龍のおい、十両豊昇龍(立浪)、幕下に“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫・納谷(大嶽)らがそろう。琴勝峰が黄金世代の出世頭だ。「いつも通りに取組だけに集中できたら。(同学年に)刺激は受けています」と負けん気をのぞかせた。
両親は地元の千葉県柏市で居酒屋を営む。コロナ禍で休業が続き、緊急事態宣言が解除されてから通常営業に戻った。「昼間だけとかやっていたみたいなんですけど、今は夜も普通にやっていると思います。1回聞いたら、客が来ないみたいな」。自身の活躍が地元にも明るい話題となる。
琴勝峰 地元・柏市で居酒屋営む両親へ活躍届ける すり足は「いつもの倍ぐらい」