船橋市に住む男性会社員が新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」で陽性者との接触があったと通知を受け検査をした結果陽性であることが判明しました。
柏市なでは家庭内感染や友人との交流による感染が拡大しています。
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◆アプリで通知、感染判明
船橋市は2日、市内居住の20代男性と40代男性、習志野市居住の50代男性と30代女性の計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。船橋市保健所によると、船橋居住の40代男性会社員は、8月30日に接触確認アプリ「COCOA」で、陽性者と接触があったとする通知を受けて検査し、感染が分かった。男性にマスクを外しての飲食の機会などはなかった。軽症。
20代男性会社員は、8月23日にだるさや鼻水などの症状が出て、検査で陽性と判明した。軽症。感染経路は不明。
◆家族、友人間で拡大
柏市は2日、市内居住の4人と流山市居住1人の計5人の感染を発表した。柏市によると、症状が分かっている柏市内居住者4人は軽症か無症状。このうち、東京都内に勤務する30代会社員男性の感染経路が不明。8月22日に38度の発熱や喉の痛みが出て、9月1日に受診した。肺炎の症状が疑われたため抗原検査を行い、陽性と判明。31日まで出勤していたという。
50代の女性2人は、それぞれ別居の母親の感染が確認されている。症状は出ていない。1人は市内の高齢者施設に27日まで出勤していた。30代自営業男性は、21日に食事をした友人男性の感染が判明済みで、28日に39度台の高熱が出た。
◆千葉市2人経路不明
千葉市は2日、市内居住の40代と70代の計3人の感染が判明したと発表した。3人とも軽症。入院した。市によると、2人の感染経路が不明で、このうち70代飲食業女性は市内の居酒屋の従業員。週1回ペースで出勤しており、8月28日に勤務した。30日に発熱や頭痛などの症状が出た。濃厚接触者として同居家族5人を検査、勤務先の接触者も確認している。40代男性会社員は21日まで都内に電車通勤し、26日にせきやだるさなどの症状が出た。
もう1人の40代男性会社員は、都内の職場の同僚の感染が判明している。
【新型コロナ】船橋の男性会社員、アプリで通知→検査し判明 千葉市や柏市でも感染者