【MVP&得点王のW受賞】柏レイソルのFWオルンガ選手が2018年の夏に来日し日本の環境や文化・気候の違いに困惑しながらも日本で成功を収めることができるまでの歴史を語りました。
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12月22日、最優秀選手賞と得点王のダブル受賞を果たした柏レイソルのFWオルンガがオンラインで取材に応じ、日本での苦労と成功を収めることができたワケを明かしている。
オルンガは今季、J史上初となる7試合連続ゴールを記録するなど、まさに“怪物級”の得点力を発揮し得点ランク単独トップの28ゴールを記録。柏からは初となる得点王が誕生した。2018年の夏に初来日し、今季で3年目のシーズンを過ごしたオルンガは、ここまでの苦労の道のりを振り返り、自身の成長を語った。
「2018年の夏に来日した時、柏はリーグのなかですごく混乱している状況に置かれていました。私はチームで数試合しか出場できないなか、3得点を決めることが出来ましたが、本当にがっかりとするフラストレーションの溜まるシーズンでした。それでも私は、柏サポーターからの信頼を感じ、責任感を持ってプレーしなければいけないなかで、次の2シーズンに関してはフルで戦うことができました。ピッチ内外での学びも多かったと思います」
最も苦労したと語るのは、日本の環境や文化、気候の違いだった。それでもそれらを乗り越えることができたのは、周囲の支えが大きかったと感謝を口にする。
「私はなるべくはやく(環境に)適応できるように努力しました。ただ、それは私ひとりだけの力ではなく、自分の力を発揮できるように生活面やピッチの上で周りの方々が私を支えてくれた。自分が環境に順応できたこと、日本の文化をしっかり理解して、自分を支えてくれるチームメイトと良い関係を持てたこと、そういった要因がいまの私の成功の物語につながったと思います」
アフリカ出身選手のJリーグMVP受賞は史上初。またひとつJリーグの歴史が動いた瞬間だ。
「2018年の夏に来日した時…」MVP&得点王のW受賞、オルンガが日本で成功を収めるまでの苦労を明かす